こんにちは。
新型コロナウィルスによる緊急事態宣言での自粛要請による経済への影響が毎日報道されています。
特に、飲食店や宿泊業、小売店への影響は大きく、近所の商店街を歩いてみても休業を余儀なくされている店舗を多く目にします。
飲食店は、通常営業は諦めてテイクアウトへの営業移行を行って必死に踏ん張っているところも多いです。
そんな飲食店さんたちを地域で応援しようと全国の自治体や有志の方々が知恵を絞って様々な取組が行われています。
私の地元草加市では、まちのテイクアウト情報をまとめたサイトを地元デザイナー、リッケンファクトリーデザインのリッケンさんが立ち上げました。
さらに情報だけでなく、情報提供店がお店で使えるPOPも準備しています。
印刷できるプリンターがない!というお店でも印刷できるように、セブンイレブンで印刷できるという、画期的なシステムになっています。
引用元 https://www.design.rikkenfactory.com/pop
また、リッケンさんは元々イラストレーターでもあり、子供たちが退屈したおうち時間をぬりえをして
楽しめるようにと、ぬりえの印刷もできるようになっています。
引用元 https://www.design.rikkenfactory.com/nurie
こうした取組みをスピード感を持って行っているのが素晴らしいです!
リッケンさんは草加市のリノベーションまちづくりから生まれた家守会社アオイエのメンバーさんです。
アオイエは料理ワークショップを行ったり、レンタルルームとしての営業を行っています。
私も自宅からも近いので、ワークショップ開催時には使わせて頂いています。
3~4月という飲食店にとってみたら宴会需要の多い稼ぎ時。
外出自粛要請によってキャンセルが続き大打撃を受けました。
デリバリーやテイクアウト対応など、様々な工夫でこの危機を乗り越えようと頑張っている姿を見て、少しでも自分のできることで救いたい、という思いからこの取組を立ち上げたと言います。
自分のできることで何か今の状況で役立つことはできないか?
この問いは、危機的状況でない平常時でもビジネスを行っていく上で大切な姿勢だと思います。
ただ、いつもと同じ平常の状況だと、それが当たり前になってしまって、いつも通り行っていれば、いつも通りお客様に喜んでもらえている(=お客様に支持してもらえている)という錯覚に私たちは陥ってしまうのかもしれません。
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